はい、みなさん、こんにちは。
TOMOKI.Nです。
本日は、タイトルの通り、ドードが絶滅した理由についてお話をしたいと思います。
というのも、あつ森をしていると『ドードーエアラインズ(DAL)』のお世話になることが多いと思います。
夏の時期であれば虫のために離島厳選をして、住民厳選をするために何度も離島巡りをして、はたまた顔(写真)が欲しいがために手紙を書いてみたり。。。みたり。。。
ことあるごとにモーリーさんとロドリーさんのお世話になると思います。
しかし、現実にいたモーリーさんとロドリーさんには、目を覆いたくなるような凄惨で悲劇的な話があります。
今回は、それを少しずつお話をしていきたいと思います。
ドードーエアラインズ(DAL)とは?
まずは、あつ森をしたことがない人のために、DALについてお話をしたいと思います。
DALとは、正式名称を「ドードーエアラインズ」といいます。
『あつまれ!どうぶつの森』に出てくるモーリーさんとロドリーさんの2人で、24時間365日不眠不休で運営がされている飛行場となります。
搭乗回数によってプレゼントを送ってくれたりもしますし、プレゼントを部屋に飾ると点数も上がったりもする非常にありがたいものです。
ちなみに、他人の島に行くときもDALを使用します。
ドードーってなに?
ドードーとは、インド洋マダガスカル沖のモーリシャス島に存在した鳥です。
ドードーの最大の特徴は、『飛ぶことができなかった』ことです。
羽が退化して、全く飛ぶことができませんでした。
では、写真をみていただこう。
どうですか?
羽が小さくなって、退化していることが分かると思います。
この退化した羽がドードーの絶滅の原因へとなっていきます。
ドードーの特徴
ドードーの特徴をまとめておきましょう。
平和で平穏な孤島で暮らしていたドードは、以下の特徴を持つようになりました。
- 空を飛べず地上をよたよた歩く
- 警戒心が薄い
- 巣を地上に作る
これは・・・って感じですよね。
絶滅した原因
絶滅した原因は、いくつかに分けてお話をしていきたいと思います。
島の特徴
モーリシャス島は、インド洋マダガスカル沖に浮かぶ小さな孤島です。
この島、面白いことにアジアとアフリカを結ぶ主要航路から外れていたのです。
その結果、長らくずっと無人島としてぼっちを極めていました。
さらに、虎や狼といった獰猛な肉食動物は一切生息しておらず、島に生きる動物たちは平穏な平和の中で健やかに伸び伸びと暮らしていました。
入植の始まりと絶滅までのカウントダウンの始まり
時は大航海時代に突入します。
まずは、1507年にインド人・ポルトガル人が航海の途中で立ち寄り、生息地のマスカリン諸島が発見されました。
これがドードーと人間の初めて出会いです。
次に、1598年に8隻の艦隊を率いた航海探検隊がモーリシャス島に寄港します。
そのときに、船員達が食用に捕獲し、煮込み料理として食べました。
味は、煮込むと肉が硬くなりあまり美味しくないということで、「ヴァルクフォーゲル」(嫌な鳥)と呼んでいました。
そして、17世紀に入り、オランダ人がインド航路の補給地として入植を始めました。
入植が始まると・・・
人々が入植を始めると、大規模なサトウキビの栽培を始めました。
農園の運営には大量な人手がいるため、奴隷の移入も始まりました。
人が増えるというのは、それだけ食料が必要になります。
ということは、ドードーの特徴でも挙げたとおり、警戒心が薄く人が近づいても逃げないため食料として捕獲されます。
さらに、ドードーは地上に巣を作っていました。
そのため、卵も人間に食べられちゃいます。
そうしているうちに、ドードー個体数を減らしていきました。
人間のエゴによる絶滅
先に入植した人たちは、ドードーの個体数が減少していくことに気付き、捕獲を抑制していくべきだと考えました。
捕獲を抑制しようと考えたのに、なぜ絶滅したのでしょうか。
それは、人間のエゴによるものでした。
もし自分たちドードーの捕獲を抑制しても、後で入植した人たちがドードーを乱獲します。
そうすると、抑制をした自分たちだけが『損』をする。
こう考え、乱獲は止まることもなく続きました。
そうすることで、
オランダ人が入植を始めて80余りでドードーは完全に姿を消し、絶滅しました。
なお、最後に姿を確認されたのは、1681年のイギリス人ベンジャミン・ハリーの目撃報告です。
まとめ
ドードーは、『孤島』という良条件で誕生し、『孤島』という悪条件で絶滅することになりました。
今回の記事を書きながら考えていたのは、「これは人間による生態系崩壊の一例なのではないのだろうか」ということです。
専門外のことなので、あまり深く言及するつもりはないですが、少し考えされたのは事実です。
今回は、あつ森に登場するドードーを紹介しました。
では、また次でお会いしましょう。
またなっ!