Googleの検索エンジンで「歴史 サイト」と入力して検索すると、歴史を専門に扱っているサイトが意外に少ないと思いませんか?
誰かのブログに少しだけあったりしますが、意外に少ないと思います。
そこで、歴史会議では皆さんの知識欲を満たせるような歴史専門サイトを忖度全く無しでご紹介していきたいと思います。
選考基準は、
- 歴史を勉強する上で役に立った
- 記事のネタを探すのに役に立った
- 読んでて楽しいと思った
です。
正直な話をすると、私の備忘録になればいいなという思いが大半です。
まずは一般向けから始めて、受験生向けへと紹介していきます。
一般向け
● 歴人マガジン(★★★★★)
情報量が多く大変役に立っています。
歴史マガジン編集部をはじめとする数々の執筆者がおり、独自の色で記事を書かれている印象があります。
歴史会議の記事を書くときに、構成などに悩むことがありますが、そのようなときに参考にさせてもらったりもします。
おすすめのサイトになります。
● BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)(★★★★★)
BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)は、数名の編集者やライターで運営している日本初の【歴史・戦国ポータルサイト】です。
ともある通り、日本初の戦国ポータルサイトらしいです。
ドメインのWhois情報を調べると、『 Creation Date: 2013-04-11T08:32:09Z 』と出てきましたので、約7年以上も運営されているということになります。
長いですね。日本初を謳うのが分かります。
たまに記事内にある挿絵なども大変可愛らしく、気晴らしで見たりすると楽しいです。
戦国ポータルを売りにしてるのに、世界史もちょこちょこ取り扱っているところを考えると、相当歴史が好きな人が運営しているのかなと思います。
あまり見ないのですが、歴人マガジンと同じで情報量が多く大変役に立っています。
● 城びと(★★★★★)
お城に関するサイトといえば、城びとしかないのではないでしょうか。
取り扱っているお城の数は、3,000城を超えるという膨大な数です。
あまりにも膨大な数過ぎて、お城に関する記事を書こうと情報収集するときには、Wikipediaの次に見るサイトになっています。
日本城郭協会公認ということもあり、全力で信頼しているサイトになります。
● WEB歴史街道(★★★★☆)
歴史街道とは、元来はPHP研究所が販売している雑誌です。
『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。
ー 歴史街道 とは
ここに書かれているとおり、主には、日本史を取り上げて記事が書かれていますが、世界史のことにも触れてあったりと幅広く歴史を知ることができる雑誌です。
WEB版になるとビジュアル面では見劣りしますが、雑誌には掲載されていない情報が掲載されていたりと大変興味深い内容となっています。
広告が多いのと、改ページが多いのが難点かと思ったります。
● Japaaan(★★★☆☆)
歴史会議とは一風変わった趣を醸し出している歴史専門サイトになります。
というのも、日本文化に関する情報を発信しているサイトになります。
例えば、アニメ、アイス、着物、お金、時計、遊郭、イケメンといったようなものです。
歴史というと、武将や刀や戦と思われがちですが、日本文化に着眼し、特化しているのは斬新だなと思います。
アニメ好きな人などには面白いかもしれません。
受験生向け
● 歴史研究所(★★★★★)
日本史の通史を勉強してみたいけど、本を買って勉強するのは・・・って方はいませんか?
そういった方におすすめしたいサイトになります。
日本史の通史が綺麗にまとまっていて、かなり流れが把握しやすい構成です。
これほどまでに通史を綺麗にまとめられるなんて!と驚くほどです。
さらに驚くのは、各国史もきちんとあります。
世界史の通史を勉強された後にでも読まれてください。感動しますよ。
ちなみに、おすすめのコンテンツは、『生命三十六億年の歴史』です。
● 世界史講義録(★★★★★)
声を大にして言いたいことがあります。
私に世界史の楽しさを教えてくれてありがとう!!!
と。
それくらいお世話になったサイトになります。
実際に、世界史の知識の根幹部分を作り上げたのは、このサイトと言っても過言ではありません。
「このサイトを読んでも世界史が分からなければ、諦めろ」と言いたいです。
世界史講義録が書籍になりました!
世界史のバイブルともなり得る書籍が世に誕生しました。
世界史講義録がそのまま書籍になったような臨場感溢れる叙述が特徴です。
是非、一読してみてください。
● つかはらの日本史工房(★★★★★)
さて、日本の入試において、最も良問を出題する大学ってどこか知っていますか?
そうです。あの最高学府である東京大学です。
日本史や世界史を勉強して、知識が体系的に整ってきたと感じたら、解けなくてもいいので、是非、問題に取り組んで欲しいと思っています。
論述は解くことを繰り返していると、自然と解けるようになり、知識も強固なものとなります。
では、問題はどうやって入手しましょう。
赤本であれば直近7年分、青本であれば直近5年分です。
それ以上が必要なときは、是非、つかはらの日本史工房をご利用いただきたいです。
1976年というかなり古い東京大学の過去問は、なかなか手に入りません。
大変ありがたく感謝しながら使わせていただいています。
つかはらの日本史工房が書籍になりました!
つかはらの日本史工房の作者である塚原先生が著者です。
東大で日本史を選択する人は必ず解いている書籍です。
初版と最新版を購入すると、37年分も解くことができます。
是非、どんどん解いて論述の思考を鍛え上げてください。
もっともおすすめサイト
もっともおすすめなサイトは、手前味噌となりますが、
当サイトである『歴史会議』となります。
歴史会議では、他サイトにはないニッチな分野を主に取り扱っています。
一例ですが、
- 財閥
- 華族
- 食史
あたりを主に取り扱っています。
それに加え、上記のニッチな分野に付随するすべての歴史を範囲として執筆をしています。
つまり、実際には『歴史』であれば制限なく取り扱っています。
しかし、解説して間もないこともあって、情報がまだまだ少ないので、『歴史会議』で公開されている情報は『歴史会議』の記事を読む。
『歴史会議』で公開されていない情報は、上記のおすすめのサイトからご覧いただくというのが、一番良い選択だと思います。
少しずつ記事を増やしていくので、どうかよろしくお願いいたします。