歴史会議では、たくさんの財閥についてお話をしてきました。
その中でも、日本の財閥トップ3に君臨する三菱財閥・三井財閥・住友財閥の差異などについてのまとめをしていきたいと思います。
今回の記事では、三大財閥についてまとめていきたいと思います。
三菱財閥
まずは、日本で最強と言われた『鉄の結束』で強固な関係を築いた三菱財閥です。
三菱財閥は、明治維新の動乱期に財を成した岩崎弥太郎によって創設されました。
現在では、三菱金曜会という社長会を基礎に三菱グループが構成されています。
実は、ローソンも三菱金曜会に所属する三菱グループの構成会社の一社です。
過去に三菱財閥について詳しい記事を書いています。
三菱鉛筆
ロゴの『スリーダイヤ』も名称の『三菱』も三菱財閥と全く同じだという理由で、三菱グループだと勘違いされる三菱鉛筆についても記事を書いています。
スリーダイヤの誕生秘話も、成り立ちも三菱財閥とは全く違います。
読んで感動してみてください。
三井財閥
次は、栄華を極め衰退を感じる波乱万丈な三井財閥です。
三井財閥は、元々武士をしていたのですが、武士を廃業して質屋と酒屋を始め、その後に三井越後屋へと変貌しました。
その越後屋で財を成し、現在まで連綿と続く日本最大資本の三井財閥へとなりました。
現在では、二木会という社長会を基礎に三井グループが構成されています。
歴史会議では、過去に三井財閥について記事を書いています。
三井財閥といえば、團琢磨ではないでしょうか。
日蓮宗の僧侶である国家革新主義者の井上日召により右翼集団が結成され、その右翼集団・血盟団によって暗殺された團琢磨を忘れるわけにはいきません。
歴史会議では、もちろん血盟団事件についても記事を書いていますので、ご一読ください。
住友財閥
最後は、世界で最も古い財閥といわれている住友財閥です。
実は、住友財閥は三井財閥と同じで武士から財閥へとなりました。
また、源流を辿れば皇室に繋がる点も三井・住友両者とも同じです。
武士を廃業して、商人へとなり、住友のドル箱であった銅鉱山で財を成したわけです。
現在では、白水会という社長会を基礎に住友グループが構成されています。
歴史会議では、過去に住友財閥について記事を書いています。